
こんにちは、うにです!
電子工作を始めてみたいけれど、何の道具を揃えていいかわからない!
実際のところ最小構成ってなんだろう?というところを、実際に使っているアイテムをみながら考えてみました。
ということでこの記事では、電子工作初心者の方向けに、まずは「これを揃えればOK!」の道具と「これがあれば便利!」の便利アイテムをまとめます。
という方の参考になりますと幸いです。
実際にこれらを使って作ったものを紹介した記事もあります↓


電子工作初心者におすすめ!まずは基本ツール
はんだごて(+はんだ)
電子工作といえば、まず手に入れておきたいのがはんだごて+スタンド。
ブレッドボードで簡単に回路を組むならいらないかな?と思いきや、
モジュールにピンヘッダをつけたり部品を基板に固定したり、何かと使うのでこれはあったほうがいいです。
以下のポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。
自宅では白光のはんだごて+スタンドを使っています。

安物を選んでしまうとスタンドが軽くてすぐひっくり返ってしまったり、温まりが悪かったりしてイライラすることになります!
それで白光のものに乗り換えました。

ここはあまりケチらず、評判のいいものを選ぶとよいです!
はんだは百均とかでも売っているので、こだわりがなければ一般的なもので大丈夫です。

ブレッドボードとジャンパワイヤ
ブレッドボードとジャンパワイヤも必須!
はんだ付けせずに回路を組めるので、まずは動作をみたいときに大活躍します。
ブレッドボードは、以下のポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。
ブレッドボードはサイズ違いで複数もっておくと、収まらなかったときに複数組み合わせて拡張できて便利です。
ジャンパ線は一般的に以下の2タイプあります。
・ブレッドボードにピッタリ合う長さを揃えたタイプ(固めの針金でできている)
・ちょっと長めで汎用的に使えるタイプ(柔らかい導線でできている)
配線が美しくスッキリするのは前者、汎用的に取り回しがしやすいのは後者です。
両方あると便利。

テスター(デジタルマルチメータ)
「作った回路が思った通りに動かない」ときのための超重要アイテムがテスター。
電圧・電流・抵抗などを測るツールです。
・電圧チェック(入力電源がちゃんと入っているか)
・導通チェック(線がつながっているか)
など気軽にできるだけで作業がはかどります。
ある程度信頼できそうであれば高価なものを買う必要はなく、シンプルで使いやすいものがおすすめです。

あると便利なツール
基本ツールがあれば工作は始められますが、次のアイテムを揃えておくとさらに快適になります。
耐熱の作業マット
机を焦がしたり傷つけたりしないための耐熱マット。
滑りにくい素材や仕分けの付いているものを選ぶと、小さい部品の紛失を防げます。

モバイルバッテリー
電源電圧を確かめる必要がありますが、マイコンへの電源供給に重宝するモバイルバッテリー。
スマホ充電用のものを使っています。

小型万力(ミニバイス)
基板やパーツをちょうどいい角度に固定して作業できる小型万力。
小さいモジュールの配線作業などがぐっと楽になります。
机に挟むタイプではなく、置いて使えるタイプが気軽でおすすめ。

ダイヤルタイマー
はんだごての切り忘れ防止に使いたい、コンセントにつける電源タイマー。
自動で電源をオフにできる安心アイテムです。
お子様と作業される際などは特に導入をお勧めします!

その他:マイコン、センサなどの部品類
作りたいもの・やりたいことが決まっていたら、これは個別に購入でOK。
「まずは色々試してみたい」という場合はArduinoベースのマイコン+各種センサ+周辺部品のセットを買ってしまうのがおすすめです。

「LEDを光らせる」とか「モーターを回す」とかの定番から始めて、
「測距センサで接近検知する」「DSEGで数値を表示する」とか、アイデア次第で少し凝ったものも作れるようなセットになっています。
このセットでArduino IDEでの開発ができるようになると、Wifi対応などの次ステップにもつなげやすいです!
以下の記事でご紹介するようなことができます。
>>【電子工作】ESP8266(ESP-WROOM-02)+Arduino IDEで開発環境を構築する
>>ESPr IRで赤外線リモコンの操作をしてみる。AIアシスタント改造つづき

楽しい電子工作ライフを!
まとめ
本記事では、電子工作を始めるにあたって最低限揃えたいツールと、あると便利なアイテムをご紹介しました。
最低限のツールが揃ったら、いよいよ実際に作ってみましょう!
アイデアを思いついたときにサクッと試すことができるようになります。
>>【電子工作+VR】Quest単機+自作トラッカー(slimeVR)でフルトラVRChat
>>8×8ドットマトリクス(MAX7219)で新幹線の車内にある電光掲示板っぽいやつを作ってみる
この記事が「自宅で電子工作をできるようにしたい!」という方の参考になりますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪