Unity初心者Quest勢のVRChatアバター改変事情

Unity初心者Quest勢のVRChatアバター改変事情 IT・スキルアップ
うに
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こんにちは、うにです!

「Quest単機でフルトラ化を試してみた記事」を最近上げましたので、
関連記事として、VRChat用アバターの衣装改変レパートリーと使用アイテムをまとめてみます。

うにがVRChatを知ったのは半年前くらいです。
VRでサンリオピューロランドに行けるイベントがあると知って、家にあるQuestで訳も分からずアカウントを作ってみたのがきっかけでした。

それまではUnityもBlenderも一切触ったことがなかった初心者なのですが、
便利ツールが充実しているので、「こんなことやってみたい」というイメージさえあれば素人でも色々できるものだな~と感じています。

初心者&Quest勢のアバター改変事情ってどんな感じ?

という疑問をもつ方のご参考になりますとうれしいです。

左はPC版、真ん中はQuest版(①~⑦対応後)、右はQuest版(最低限の①④⑤対応のみ)。


PC版・Quest版で共通して手を加えるのはだいたい以下の項目です。ただしPC版でどう見えているのかはちゃんと確認していないので分かりません。なにか破綻してるかも?

・服の着せ替え
・テクスチャの色改変
・顔立ちや表情の調整
・スケールの変更
・姿勢の切り替えツール追加

Quest対応のために、必要に応じて以下の項目を調整しています。

①シェーダーをToonlitに変換
➁Blenderでアウトライン用ポリゴン追加
➂不要なメッシュの削除
④ボーン数が超過している場合はボーンの統合
⑤PhysBone数が超過している場合はPhysBoneの削減
⑥メッシュ統合 (Skinned Mesh Renderer:2くらい)
⑦マテリアルスロット統合(マテリアルスロット:~4くらい)

①④⑤はQuest対応するために必須、➁はクオリティ向上、➂⑥⑦は軽量化のために実施しています。

基本的にクオリティとデータ量がトレードオフの関係にあるので、
自分が納得できるクオリティと実用性が共存するラインを見極めながら試行錯誤しています。

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対象アバター

Grusちゃんです。

デフォルメの強いアバターが多い中、Grusちゃんは割とおとなしめ&ひかえめな造形なのですが、

・改変次第でテイストがガラッと変わる
・リアルクローズに近い対応服がたくさんある
・アンニュイな雰囲気なのに表情が結構ひょうきん

という点が奥深くて大好きになってしまいました。
何と合わせてもおいしくなるお米みたいな良さを感じます。

テクスチャとか髪型とかもいろいろ試したのですが、
結局「何もしないのがいちばんかわいいのでは?」という結論に戻ってきてしまって、素体にはあまり手を加えられずにいます。

色んな人の改変例を見ているのも楽しく、
いつかPC勢になることがあったらGrusちゃん集会に行ってみたいな~と思います。

衣装改変レパートリー

デフォルト衣装(コットンジャケット)

Grusちゃんのデフォルト衣装は2種類、うにはこちらのコットンジャケットの衣装を愛用しています。

ぽわっと丸いシルエットがかわいらしく、ショートパンツでちょっとアクティブな感じもあり、あらゆる風景に馴染むすばらしい造形だと思います。

左がPC用、右がQuest用に改変したもの
PC版(本家様)はpoiyomi toonで繊細に調整された影が美しく、Quest版で再現できないのが惜しまれます。

テクスチャの色改変に関しては、アバター名のGrus(鶴)にちなんで、
白、黒、グレージュ、赤を基調とした色味で揃えています。(他衣装も同様)

優等生っぽいジャンパースカート衣装

メインで使っているジャンパースカートの衣装です。

「かわいい・聡明・育ちがよい」イメージにしたく(芦田愛菜ちゃんみたいな感じ)、ピッタリの衣装だな~と思います。
うにが好きな建築や施設系のワールド、たとえば図書館とか、美術館とかによく馴染みます。

こちらの衣装はデザインも色柄も組み合わせがすごくたくさんあって、とっかえひっかえ組み合わせを試しているだけでドーパミンが出ます。
せっかくなのでバリエーションを左右に並べてみました。ぜんぶかわいいね…

動かしてみると体形がスレンダーすぎて心配になってしまったので、腰回りとスカートをblenderでちょっとだけ膨らませてボリュームを調整しました。
ついでに袖もバルーン袖にしてみました。

同じ製作者さんのヘアアクセサリーセットをあわせて使用しています。

盛り盛りフワフワのアイドル衣装

最近新しく導入したアイドル衣装です。
すみずみまでカワイイ要素てんこ盛りで、製作者さんの気合いが感じられます。

この衣装にアウトラインをつけるとポリゴン数が大変なことになるので、黒で輪郭がとれるようなカラーリングにしました。
血の涙を流しながら透過パーツ削減や揺れものの取捨選択を進めて、なんとかQuestに持っていける形になりました。

せっかくなので左右にQuest対応前の完全形(liltoon適用、透過パーツあり)を並べてみます。ぜんぶかわいいね…

いくらでも遊べそうなので、しばらくは色柄違いを量産してアイドルグループを結成しようかなと思います。
あとはイヤモニのアニメーションをどうにかして持ち込みたいですね…

まとめ

本記事では、Unity&Blender初心者のQuest勢によるVRChat用アバターの改変事情をご紹介しました。

できることをもっと増やしたく、今後も気が向いたときにいろいろ試していけたらいいな~と思っています。

うに
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

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