「ゼロから学べる!ファシリテーション超技術」(園部浩司)の読書記録です。
この本を読んでから、認識や行動が変わったポイントについてご紹介します。
この本はこんな方におすすめ↓
「ゼロから学べる!ファシリテーション超技術」の概要
あなたは会議について、こんなこと思っていませんか?
「オンライン会議の仕方がわからない……」「時間通りに終わらない……」「決まらない……」etc。
この本では、問題解決の仕方、メンバーの意見の引き出し方、合意形成の仕方、上手なオンライン会議の進め方など、生産的な会議のやり方をプロファシリテーターが教えます。いきなり今日、ファシリテーターを任され“はじめて学ぶ方”、また、これまでにファシリを経験したが挫折した、“あらためて学びたい方”に向け、図とわかりやすい文章でお伝えします。実際の現場もわかる実況中継も掲載! ファシリテーションがこれからのビジネスパーソンにとって必須のスキルだと、この1冊で理解できます! (出版書誌データベースより)
読書の目的
プロジェクト管理を任され、会議の進行を任されることが多くなった社会人2年目。
周りは百戦錬磨の先輩・上司ばかり…
ペーペーの自分がどんな顔で仕切ればいいのかぜんぜん分からない…
というときに読んだ本です。
という目的のもと、この本を選びました。
「ゼロから学べる!ファシリテーション超技術」から取り入れたポイント
会議のゴールを具体的に決める
この本において「良い会議」とは、
・時間通りに終わる
・決まる
・参加者の納得度が高い
の3点であると定義されています。
これらを満たすために「この会議の目的は何で、何が決まったらゴールなのか」という前提の共有をするようになりました。
具体的には以下のようなことを気を付けています。
会議案内のメールに、会議で議論する項目をリストアップする
良い会議は会議案内から!
議題リストを準備しておくことで、参加者が心の準備をすることができます。
良い例
悪い例
会議開始時には事前に送った議題リストを見せて、会議の全体像の共有をする
会議の導入で、何をどこまでやるかの共通認識を確認しておきます。
さらにホワイトボードに書いたり、議題リストを共有しながら話すことで、会議の脱線を防ぐことができます。
良い例
悪い例
参加者の意見を引き出すために、質問の精度を上げる
問いの設定のコツとして、
・簡単にすること(すぐさま3つ以上の意見が出せるのが目安)
・問いの中に新たな問いが出てこないこと
・抽象度を意識すること
が紹介されています。
これはなかなか難しく、まだ上手にできていないのですが、
なんでもいいからアイデアを出してほしいとき
→参加者の感情や思考にフォーカスした、抽象度・自由度の高い問いかけ方をする
ある程度議題が絞り込まれていて、深堀したいとき
→現実的な事象にフォーカスした、具体的・限定的な問いかけ方をする
という風に解釈し、実践しています。
また、先ほど定義にあった「良い会議」の条件に「➂参加者の納得度が高い」という項目があります。
この納得度というのはすなわち、「自分の意見が入っているか」ということ。
このとき、意見の正しさでなく「自分の意見を聞いてもらえたか?」が重要になってきますので、
議論で優勢な人がひたすら喋るということがないようバランスよく話を振ることも心がけています。
たしかに一度も話を振ってもらえずに合意された会議って、ちょっとモヤモヤしますよね。
まとめ
本記事では、「ゼロから学べる!ファシリテーション超技術」(園部浩司)で習得した会議進行(ファシリテーション)のコツについてご紹介しました。
こちらで記載している内容はあくまでほんの一部であり、個人的な解釈ですので、
気になられた方はぜひ書籍を読んでみることをおすすめします!
会議進行に悩む方の参考になりますと幸いです。