
こんにちは、うにです!
「ホテルライクな部屋」に憧れるけれど、部屋は6畳くらい。
事例を調べても
「部屋の真ん中にダブルベッドどーん!」→シングルベッドしか置けませんが…?
「ベッドの左右にサイドテーブル!」→壁沿いにしかベッドを置けませんが…?
みたいな感じで、「6畳でホテルライクな部屋は無理?」と心が折れるばかり。
でも色々と調べて試してみて、狭い部屋をホテルライクな、モダンで落ち着いた空間に近づけるポイントが分かってきました。
ということで本記事では、6畳ワンルームでも実践できるホテルライクな部屋の作り方のポイントをまとめてみます。
という方の参考になりますと幸いです。
理想とする「ホテルライク」のイメージを固める
「ホテルライク」といっても、イメージはさまざま。
まずは自分の目指す「ホテルライク」のコンセプトをしっかり固めることが大事です。

モダン、シンプル、ナチュラル、ゴージャス、リゾート…
pinterestなどを使って、以下のステップでコンセプトを固めます。
1.ひたすら好きな雰囲気の部屋を収集して、方向性をつかむ
2.その中から現実的に真似できそうな要素があるものを参考画像として選別する
このとき、6畳の部屋で実現することを考えると、ステップ2の選び方が最重要。
真似しようとしても再現が難しい要素が魅力の画像は、残念ですがパスしましょう。
「部屋の広さ」や「窓からの景観」、「特殊な造作家具」、「日当たり」などです。
おすすめなのは、ちょっといいビジネスホテルの客室を参考にすること。
同じくらいの面積でベッドとデスクを配置している例が多く、
「狭さを逆手に取った居心地の良さ」のヒントが満載です。
6畳の部屋で意識したい家具の選び方と配置
背の高い収納家具を避ける
6畳の空間で生活感が出やすいのは、本棚やラックなど背の高い収納家具。
見栄えの良い造作家具であればアリですが、
ワイヤーラックや適当な突っ張り収納を取り入れると、その印象に引っ張られて一気に生活感が出てしまうことも。。
どうしても背の高い家具が必要なら、
等の工夫で家具の存在感・圧迫感を軽減することで、ホテルライクな雰囲気に近づけることができます。
中が見えない収納を活用する
ホテルライクを目指す場合、生活感をいかに軽減できるかが最大のポイント。
とはいえ生活利便性も大事で、「生活感をなくす」というよりは「生活感をうまく隠す」が理想です。
そこで気を付けたいのが「収納の使い分け」。
基本的には以下のルールになります。
特に6畳の部屋では収納スペースも限られるので、
クローゼットや収納付き家具(ベッド下にスペースがあるものなど)を有効活用することでうまく生活感を抑えることができます。

本棚もクローゼット内に作っています!
家具サイズや配置はシミュレーションする
狭い部屋こそ、家具サイズや家具配置には細心の注意が必要。
ここで失敗してしまうと動線が悪くなりストレスのもとに…。
そこでおすすめなのが、間取りのシミュレーション。
部屋の寸法を入力して家具を置いてみることで、動線や圧迫感を事前にチェックできるので安心です。
「6畳の部屋に入るかどうか」を判断するだけなら手軽に2Dシミュレーション、
「実際に生活する上で圧迫感が出ないか」など雰囲気をつかみたければ3Dのレイアウトシミュレーションを選ぶのがおすすめです。
今は3Dでも簡単にシミュレーションができるツールがあるので、初心者でも大丈夫です。
ホテルライクなアイテム選びのコツ
ベッドリネンにこだわる
ホテル感を一番感じやすいのはベッド周り。
6畳で大きいベッドを置けない場合は、ベッド台そのものに存在感を出さず、
リネン選びを工夫することでホテルライクな雰囲気に近づけることができます。
おすすめはTC(スレッドカウント)400程度の白いリネン。
TCというのは糸の密度を表す単位で、TCが少ないほど柔らかく軽く、多いほど固く重くなります。
外資系高級ホテルなどで採用されている400TC程度のリネンは、程よいハリと柔らかさのバランスが◎。
以下のようなブランドで取り扱いがあります。
>>HOTEL LIKE INTERIOR / ホテルライクインテリア
>>Beaumont & Brown Japan
>>高級シーツ通販リネンカンパニー
とはいえ、上記のブランドは実際に高級ホテルで採用されているようなブランドなので、
お手頃価格で抑えたいなら、ニトリのホテルスタイルシリーズ
などもおすすめです。
睡眠環境にこだわりたい!という方には、以下の記事もご参照ください。
デスクにこだわる
6畳の部屋では、ベッドと並んでデスクも「生活の中心」。
だからこそ、素材選びとサイズ感がとても重要です。
「安っぽいメラミン化粧板」よりも、
木・リノリウム・スチール脚のような天然素材を選ぶと、ホテルライクな上質な雰囲気になります。
実際にいろいろなメーカーのデスクを見て回った結果、
「KANADEMONO」のリノリウムデスク を愛用しています。
リノリウム天板はマットな質感で、光の反射や指紋が目立ちにくく、
PCや書類を置いても「仕事机っぽさ」が出にくいのが魅力。
購入前に作成した上の記事で、6畳の部屋に置いたときのシミュレーションもしています。
サイズは 奥行50cm、横幅150cmとしました。
ノートPC+モニターを置ける広さを確保しつつ、6畳の部屋でも圧迫感が出にくいバランスです。
横に長いので書き物や食事などにも対応できます。

デスクトップPCを置きたい場合は、奥行70くらいは必要かも!
照明にこだわる
ホテルライクな雰囲気を作る最大のカギは照明!!
「6畳だから1灯シーリングでいいや」と思いがちですが、それだとどうしても“普通の部屋”の印象に。
実際に取り入れているのは、スマート照明複数+スマートリモコンです。
照明はPhilips Hue、リモコンはNatureRemo Lapisを使用しています。
シーリング1灯で生活している方であれば、
多灯・間接照明を導入するだけで物凄く印象が「ホテルライク」に変わります!
スマート照明を使えばスマホや音声で「読書モード」「リラックスモード」などシーンごとに色・明るさを切り替えられて、
模様替えをしなくても空間の雰囲気を変えることができます。
照明は、上記のデスクなどの家具と比べると、価格による差があまり目立たないアイテム。
IKEAなどでもおしゃれなデザインのものがたくさん出ているので、
まずは安価なものから取り入れてみても十分な効果が期待できます。
ホテルライクを演出するデコレーション小物
ホテルライクな雰囲気づくりにおいて、「生活に必要ないものを少量プラスする」というのもポイント。
たとえばフラワーベースやオブジェ、植物、香りアイテムなどです。
植物は、管理のしやすさと好みで形態を選ぶと続けやすいです。
・観葉植物:ポトス、サンスベリアなど(空気清浄効果も期待できる)
・ドライフラワー:パンパスグラス、ユーカリなど(手間なく長持ち)
香りも空間の演出に重要な要素。部屋に入った瞬間に気持ちが切り替わります。
シンプルな香りが好きなので、無印のアロマオイルを愛用しています。
デコレーション要素として見た目にもこだわりたい場合は、ディフューザーやキャンドルなどのアイテムで取り入れるのもおすすめです。
6畳の部屋で生活感を減らす工夫
断捨離でものを減らす
生活感を減らす=「表に出ている情報量を少なくする」ということ。
スペースがあれば上記の「隠す収納」でカバーできるのですが、
6畳の部屋に必要なものを集約し、かつ生活感(情報量)を減らすには、「ものを減らす」というアプローチを避けては通れません。
ただ「ものを捨てる」って本当に難しい!
要るもの、要らないものをよく吟味して、アイテムごとに最適な手放し方を選ぶのがおすすめです。
ある程度値段が付く雑貨や衣類、大型家具
メルカリが便利。小物でも大型家具でも対応できて、収入にもなります。
やりとりや発送準備の手間がかかるので、手放したいものの状態とトレードオフです。
値段が付かない大型家具
ジモティーが便利。状態がよくない大型家具でも対応できます。
とても便利なのですが知らない人と会うことになるので、安全面などを確保する工夫が必要です。
値が付かない大量の衣類の処分
集荷でまとめて引き取ってくれる古着でワクチンというサービスを使用しました。
あまり状態がよくない衣類が大量にある場合、捨てるより罪悪感なく手放せます。
値が付かない少量の衣類や本、ゲーム
セカンドストリートやBOOKOFFなどに持ち込むのが手軽です。
高値はつきませんが、手間が省けるのがメリット。
まとめ
本記事では、6畳ワンルームでも実践できるホテルライクな部屋の作り方のポイントをご紹介しました!
ポイントは「生活感(=表に出ている情報量)を減らす」ことと、「生活感のない上質なものを少量飾る」こと。
6畳の部屋でも、工夫次第でホテルライクな空間は十分つくれます。
この記事がホテルライクな部屋づくりを目指したい!と考えている方の参考になりますと幸いです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪