
こんにちは、うにです!
最近はストレス緩和や睡眠の質向上に興味があって、いろんな記事や書籍を読んでいます。
そんな中でよく推奨されているのがアロマオイルを使ったアロマテラピー。
なんとなくスピリチュアル系(?)のイメージがあって今まで全く興味がなかったのですが、香りによってはきちんと学術的なエビデンスがあることを知り、うっかりアロマオイル沼に足を踏み入れてしまいました。
本記事では、効果と用途を精査し、さらに店頭で何度も香りを試して決めた「初心者が最初に選んでよかった無印良品のアロマオイル3種」をご紹介します!
各アロマオイルの主な成分や期待される効果、おすすめ使用シーンも合わせて解説するので、
という方の参考になりますとうれしいです。
アロマって本当に効果ある?
香りは「嗅神経」という、五感の中でも唯一脳にダイレクトにつながる神経を通って大脳辺縁系へと届きます。
大脳辺縁系というのは大脳の奥深くにある、情動、記憶、本能行動などを司る脳の複合体で、
要するに「感情」や「認知能力」のはたらきが決まる場所です。
そういった体の仕組みの面で、「香り(嗅覚)によって気持ちが落ち着いたり、集中力が増したりする」という説は納得感があります。
無印良品のアロマオイルの種類と選び方

早速はりきって香りを試しやすい無印良品のアロオイル売り場に向かったのですが、
とにかく種類が多い!!
全部で40種類くらいあるみたいです。
そして「〇〇ブレンド」だの「季節限定」だの、なんだか素敵そうな商品がたくさん。

とても初見じゃ決められない!撤退!
香りは基本的に、自分が心地よいと感じるものであれば十分効果があるとされていますが、
成分の働きによって特定の用途に対して有効性が認められているアロマオイルも存在します。
せっかく取り入れるなら実験や研究などで一定の効果が示されているものを使いたいと考え、
はじめてのアロマオイルとして次の3種類を選びました。
上から順に買いそろえていったのですが、これが本当に良い選択だったので、ひとつずつご紹介します。
初心者におすすめの無印良品のアロマオイル3種

ラベンダー:ストレス緩和と安眠
アロマオイルのエビデンスを調べていて飽きるほど見かけたのがこちら、ラベンダー。
ラベンダーのアロマオイルの主成分は「リナロール」「酢酸リナリル」。
中枢神経を鎮静させる作用があるとされ、睡眠・不安・ストレス緩和への有効性が研究されています。
ある臨床レビューでは、11件の研究・計972人を対象にラベンダー精油の吸入を評価した結果、10件で不安スコアの有意な改善が報告されているそう。
心拍数・血圧の安定化などの生理的指標にも改善が期待されます。
副交感神経を優位にさせる働きがあるので、
を目安に使用しています。
布に数滴落として枕元に置いて寝たり、
お風呂で洗面器にお湯をはり、そこに1〜2滴垂らして、香りを感じながら入浴するのがおすすめ。
自然に呼吸が深くなり、身体の芯から緩んでいく感じがします。
愛用しているukaのネイルオイル「24:45」もラベンダー&バニラで相性ばっちり。
甘やかさが足されることで、子供に戻ったかのような安らかな眠りに誘われます。
スイートオレンジ:不安軽減と気分向上
こちらも不安軽減に関する研究結果が多数あるスイートオレンジ。
含まれる成分「リモネン」には、交感神経の興奮を和らげる作用があり、不安の軽減やリラクゼーションに効果が期待されます。
健康な成人男性40名を対象とした実験では、スイートオレンジの香りを吸入したグループにおいて、人工的に誘導された不安が有意に軽減されたそう。
ラベンダーとスイートオレンジ、どちらも不安軽減効果ではあるのですが作用の仕方が異なって、
ラベンダー →「鎮静」寄りの不安軽減効果(就寝前特化型)
スイートオレンジ →「気分向上」寄りの不安軽減効果(いつでもOK)
という使い分けをしています。
に手が伸びる万能な香り。
ザ・みかん!という感じの香りなのでハーブやフローラル、ウッド系よりも万人に馴染みやすいのも魅力です。
ローズマリー:認知能力と集中力向上
「リラックス」目的の上記2種類と違う効能のものを試したくて選んだのが、
記憶や認知能力向上に関して多くの研究結果があるローズマリー。
含まれる主な成分は「1,8-シネオール」ですが、
20人の成人を対象に行われた研究では、ローズマリーの香りを吸入した際に、血中の1,8-シネオール濃度が課題の正確性・反応速度と有意な相関を示したという結果も。
認知能力にアクセスする香りなので認知症予防にも取り入れられているそうです。
独特なハーブっぽい香りで、最初に店頭で試した時は「全然好みじゃない!」と思ったのですが、
何回か試しているうちにだんだん好きになった面白い香りです。
空間にうすく香らせるとスーッと清涼感を感じるいい匂いで、
瓶から原液を直接嗅ぐとガツン!と目が覚めるような刺激を感じます。
に大活躍してくれています。
ペパーミントやレモングラスも効能が近い(覚醒、集中、気分転換など)ようで迷ってしまいました。
このあたりは香りの好みでしれないですね。

妊娠中や持病によっては禁忌もあるので要注意です!
まとめ
本記事では「初心者が最初に選んでよかった無印良品のアロマオイル3種」をご紹介しました!
最近は視覚優位な趣味が多くなってしまいがちですが、「香りを楽しむ」ということを覚えて楽しみが広がったという点と、
効果を意識して使い分けることで生活リズムが整うようになった点にメリットを感じています。
一本購入するとどんどん増やしたくなってしまうのと、周辺機器(ディフューザーとか)が欲しくなってしまうのが恐ろしいところですね…。
この記事が「無印良品のアロマオイルが気になってるけれど、どれを選んでいいか分からない!」という方の参考になりますと幸いです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪