こんにちは、うにです!
8×8ドットマトリクス(MAX7219)を使って、
新幹線の車内にある電光掲示板のミニマム版みたいなやつを作ってみました。
をご紹介してみます。
パーツはどれもモジュールになっているものを使うので、必要なものを揃えてつなぐだけで簡単に動きます。
光り物は派手でたのしい。
MAX7219を動かしてみる:使ったもの
マイコンボード(ESP8266)
マイコンボード兼Wi-Fiモジュールは、いつも使っているESP8266開発用ボード。
スイッチサイエンスのこちらと同じものです。
Amazonだと類似品がもっと安くで手に入りそうです。
(全く同じように使えるかはわかりませんが…)
8×8ドットマトリックス(MAX7219)モジュール
今回の主役のMAX7219モジュール。最初から8×8が4つ繋がっているやつを購入します。
ピンやケーブルもついています。
Amazonで買ったのですが、類似品はどうやら結構不良品も多いようでドキドキ…。
開封するやいなや、ピンがすごい勢いでひん曲がっているのを確認して「終わった…」と思いましたが、
通電したらLEDが全部点いたので大喜びでした。
曲がっていたピンはペンチで丁寧に直しました。
あと何だか、基板全体に砂みたいなのがいっぱいついていてジャリジャリしてました。
まあ、動けばOKということで…!
赤外線近接センサ(TSSP77038)モジュール
VishayのTSSP77038が乗った赤外線近接センサモジュールです。
動作電圧3.3 V~5 V、感度もよく小さくて汎用的に使えるので何にでも使いたくなってしまいます。
今回も別になくても良いのですが、人が近づいた時だけMAX7219に文字を流す仕様にしたかったので追加。
最大測定距離30cmですが、60cmのハイパワー版も販売されています。
無印のケース
無印のポリプロピレンのケース、奇跡のシンデレラフィット!
適当に採寸して買ったのに、お弁当のようにきれいに詰まって感動してしまいました。
MAX7219モジュールの表示もきれいに透けるのでおすすめです。
ハードケースですが薄めの素材なので、自前で穴あけなどの加工もしやすいです。
ブレッドボード
色もかわいくてお気に入りの小さめブレッドボードです。
電子工作に使う部品は基本的に使いまわし。
解体して再利用しやすいように、ユニバーサル基板には実装せずブレッドボードで済ませることが多いです。
リード線
リード線、使えればなんでもOK。
こういうリード線セットが一個あれば、小さいものならだいたいカバーできます。
モバイルバッテリーとケーブル
バッテリーはモバイルバッテリーを使用。
スマホ充電用に家にあるものです。
ソフトの準備
スケッチはArduino IDEで作成。
日本語を表示したかったので、「美咲フォント」のライブラリをお借りしました。
8×8で使える日本語フォントです。
8×8の分解能でどこまでの日本語が表現できるか、やってみるまで分からなかったのですが、ひらがなカタカナと簡単な漢字なら十分綺麗に出てくれてすごいです。
アルファベットはちょっとスカスカになっちゃうので、フォントを使い分けた方がいいかもしれません。
MAX7219への表示まわりはネットで公開されているサンプルコードを参考にさせていただいて、
の機能を追加しました。
ESP8266なら関数が用意されているのでコードで呼ぶだけで簡単にntpの設定ができました。
MAX7219を動かしてみる:できたもの
「朝に前を通ったとき、今日がごみの日だったら教えてくれる」という機能をつけてみました。
ごみ出し忘れの防止に役立ちそうです。
MAX7219、派手でテンションが上がりますね!
「新幹線の車内にある電光掲示板」っぽさが出て良い感じです。
などなど、こういう表示系は組み合わせ次第でいろいろできそうです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪