こんにちは、うにです!
この記事では、社会人うにが知識ゼロから勉強を始めて1カ月で取得した資格試験「AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF)」のおすすめ参考書や勉強法などについてご紹介します。
「クラウド」とか「IoT」とか口で言うのは簡単なのですが、さあ弊社も導入しましょう!となったとして…「どんなインフラ構成にしたらいい?」 「どういったサービスを使ったら実現できる?」という具体的な質問に答えられますか?
恥ずかしながらうにはそういった方面の知識ゼロで、
「クラウドに繋げばいいんでしょ?」という神話から脱却したい!
と思って勉強したのがこの「AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF)」という資格でした。
結果から言うと、そこまで合格に労力を要しない基礎レベルだけれど、知っておいて絶対に損のない内容という点で、取得してよかった!と思っています。
- AWSクラウドプラクティショナーに合格するための参考書や勉強法を知りたい
- 忙しい社会人生活の傍らで、何かスキルアップにちょうどいい資格を探している
- 知識ゼロからどれくらいの勉強時間でAWSクラウドプラクティショナーに合格できる?
という方の参考にしていただければと思います。
AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF)とは
クラウドプラクティショナーの前に…そもそも「AWS」ってなに?
AWSとはAmazon Web Serviceの略称で、 Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスのことです。
「Amazon?通販の会社?」と思っていたのですが、実はAWSは、世界で最も利用されているクラウドインフラサービスです。
クラウドインフラサービスにおけるAWSの市場シェアは約33%で世界1位。(調査会社Synergy Research Group調べ、2021年第2四半期)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/13/news078.html
「このシステムはAWSのクラウド基盤で動いていま~す!」なんてわざわざ言われないので気づきにくいですが、
使っているあの決済サービスも、遊んでいるあのゲームも、乗っている交通機関も、裏でシステムを支えているのはAWSのクラウドサービスかもしれません。
実はこのブログもAWSのサーバーでホストされています!
クラウドについての実務知識が欲しければ、まずは クラウドインフラサービスでシェアNo1のAWSを学ぶのが王道!といえますね。
AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF)ってどんな内容?
では、AWSクラウドプラクティショナーはどんな内容なのでしょうか。
AWSの認定資格は全部で12種類あり、基礎→アソシエイト→プロフェッショナルの順にレベルが上がっていきます。
AWSクラウドプラクティショナーの資格はこの中でもっとも「基礎」にあたる部分。公式サイトでは以下のように定義されています。
- AWS クラウドに 6 ヶ月間触れている
- IT サービスのベーシックな知識と、AWS クラウドプラットフォームにおけるそれらのサービスの使用に関するベーシックな知識がある
- AWS のコアサービスとユースケース、課金、料金モデル、セキュリティコンセプト、クラウドがビジネスに与える影響についての知識がある
つまりAWSクラウドプラクティショナーの資格を取得することで、基本的なITサービスの知識と、AWSサービスを使うにあたっての最低限の知識を網羅することができるということですね。
クラウドプラクティショナーの資格を有しているということは、クラウドサービスおよびAWSの基礎的な知識を把握していることの証明になります。
システムエンジニアとのやりとりや、顧客・取引先とのコミュニケーションを円滑に進めることができますので、業務未経験者や非エンジニアの方も持っておいて損はないと思います
心配でしたら、AWS公式のチュートリアルを参照しながら実際の操作を試しておくと安心ですね。
AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF)ってどんな資格試験?
試験の受験料は11,000円(日本語版/税抜)。結構お高めなのでしっかり対策して臨むべし!
試験時間は90分で、合格点は1000点満点中700点以上です。
「各設問の配点は公開されていない」かつ「統計的な情報を取得するために採点対象にならない問題が含まれる」という特徴がありますので、
「何問以上正解で合格」という判断はできません。このあたりはちょっと独特ですね。
AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF)おすすめ参考書と勉強法
知識ゼロからのおすすめ勉強法 参考書を読む
購入した参考書は「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」これ1冊だけです。
試験に必要な知識がこの参考書1冊にまとまっているので、これだけ頭に入れてしまえば十分に合格可能です。
でも、仕事でクタクタの中、全然馴染みがない内容の参考書を一から読んで勉強するのってしんどいんですよね。
結構内容が充実した参考書なので、知識ゼロで読み始めたらものすごく時間がかかると思います。モチベーションを保てなくて、途中で挫折してしまう可能性も…。
そこで、おすすめの勉強法は以下です!
- 参考書の章ごとにある「練習問題」を解いてみる (知識ゼロなので、当然全然わからない)
- 練習問題の答えと解説を見て、問題とセットで覚える
- 問題で出てきた語句やサービスの詳しい解説があるページを探し、読む
これをまず10章分全部通してやってみると、「内容はよくわかっていないけれど、出てきた語句は聞き覚えがあるぞ」という状態を速攻でつくり出すことができます。
そしてこの状態で、練習問題が完璧に全部正答できるようになるまで1~3を繰り返します。だんだん答えを覚えてきて、一周するのに必要なスピードがどんどん上がってきます。
そこでやっと、参考書を最初からから順番にパラパラと読んでいきます。出てくる語句に馴染みがあるので、最初に参考書を手に取ったときよりもスッと内容が入ってきます。
知識ゼロからのおすすめ勉強法 模擬問題集で問題を解く
参考書の内容が60%くらい頭に入ったあたりで、すかさず模擬問題に移ります。
AWSクラウドプラクティショナーは公式が発信している情報がたくさんあるので、無料でもある程度の分量の模擬問題を試すことができます。
うにはKindle Unlimitedを購読しているので、そこで読み放題対象だった「AWS認定 クラウドプラクティショナー 模擬問題集 Kindle版」を利用しました。
65問2回分、計130問分の模擬問題集です。
分からない(自信がない)問題が出てくるたびに1の参考書をひらいて該当箇所を読み、周辺情報を確認しました。
130問をすべて即答できるようになるまで繰り返したところで受験を申し込み、勉強開始から1か月ほどのタイミングで受験、無事合格しました!
AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF) 受験結果
結果は受験画面ですぐに出るのですが、後日「AWS トレーニングと認定」のマイアカウント>試験履歴からスコアも確認することができます。
うにのスコアは…843点!
ゼロから勉強を始めたわりには、そこそこ良いのではないでしょうか!
どこを間違えたのか確認したいですが、問題と解答は後から見ることはできませんでした。
どこで使えるのかわかりませんが、良い感じの認定バッジをもらえます。
まとめ
本ブログ記事では、クラウド知識ゼロのうにがAWSクラウドプラクティショナー試験(AWS CLF)に合格するまでに取り組んだ勉強法についてご紹介しました。
このAWSクラウドプラクティショナー受験をきっかけにAWSに興味が出てきたので、順次上級試験にもチャレンジしていきたいなと思っています。
働きながら取得しやすい資格の一つとして、今後受験を考えている方の参考にしていただければ幸いです!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。