こんにちは、うにです!
以前、応用情報技術者試験に落ちた話を記事にしていました。
しかし、このままでは終わらせられない!
ということで令和6年春の応用情報技術者試験を再受験しまして、無事2回目で合格しました!
1回目もだいぶ迂闊でしたが、2回目の受験でも色々やらかしました。
本記事では、2回目の応用情報技術者試験で合格した体験について振り返ってみます。
という方の参考になりますと幸いです。
応用情報技術者試験2回目受験のモチベーション
不合格で終わらせられない、これに尽きます。
応用情報技術者試験というのは
という恐ろしくアナログな試験。IT人材育成の推進とは?
普段PC作業しかしない、授業もテストもない社会人が受けるには相当な労力を要する試験です。
受験料も惜しい、しかも心身ともに疲れ果てながら大事な日曜日を潰した末に不合格なんて!
受け入れられない!
そのうえ、時間をあけて勉強した内容を忘れたら勿体ない。
ということで、立て続けに2回目の受験申込をすることにしました。
前回の反省と2回目の応用情報技術者試験受験
前回の反省①勉強不足
前回受験時は星の巡りが大変悪い時期で、
「体調は悪く、忙しく、メンタルも終わっている、でも申し込んじゃったから勉強しないと…」というありさまでした。
応用情報技術者試験は申し込みから受験まで2か月くらい空くので、こういうことも起こります。
好きなタイミングで受けられるCBT方式の試験が好きです…
AWSとかの資格試験はCBTだったんですけどね。
基本情報や情報セキュリティマネジメント試験も今はCBTで受けられるみたいです。
今回はもう少し元気があり、「2回目で絶対決める」という覚悟もキマっていましたが、
実際のところ前回の貯金がある状態からのスタートだったので、そんなに大変ではなかったです。
教材も増やさず、1回目受験時に使った教材をさらに繰り返す形で対策していきました。
午前対策は、いつもお世話になっている過去問道場。
応用情報の午前問題は過去問と同じ問題も結構出るので、
とにかく浴びるように雑に数をこなして、「知っている問題」を増やすのが良い気がします。
午後対策は、参考書を1冊。当日までこちらを何度も読んで頭に入れました。
参考書の中身もわかりやすくて当たりだったのですが、第一印象として
という特徴を満たすものを本屋さんでパッと選んだ結果です。
学習効率とかではなく、単純にこれが一番「勉強する気になる」ため。モチベーションとの勝負です。
意識が低くて恥ずかしい話ですが、電子書籍だと開かないし、鈍器みたいな参考書はウンザリして挫折するんですよね。。
とにかく目につくところに、やさしげな参考書を置いておく!という作戦で、ちょこちょこ勉強を進めることができました。
とにかく「やる」ことが大事…!
前回の反省➁午後試験に対する戦略の欠如
午後試験は解く大問を自分で選択する形式。
今回も前回と同じく
「プログラミング」「ネットワーク」「監査」「サービスマネジメント」
の予定でしたが、前回の反省を活かし(!)
「プログラミング」から「プロジェクトマネジメント」に乗り換えて回答しました。
うには日本語の長文を読むのが苦ではないタイプなので、
マネジメント系の問題を爆速でうめる→テクノロジー系の問題を落ち着いて考える、という順番で回答すると決めています。
なので今回も「ネットワーク」「プログラミング」が最後に残ったのですが、
というぼんやりした印象を信じて、思い切って「プロジェクトマネジメント」にしてみました。
「プロジェクトマネジメント」に関してはほぼ勉強してなかったので結構不安はあったのですが、国語問題で埋められる範疇だったのでよかったです。
前回の反省➂久々の「会場で試験を受ける」という感覚
前回やらかしたので、2回目受験ではちゃんと腕時計をもっていきました!
が、今回は会場に時計がありました…。
そして、午後試験で消しゴムを机に出し忘れるという更にやばいミスを冒しました…。
気づいた時点で試験官の方に申し出たらなんとかなったのかもと思うのですが、
あの会場の雰囲気で、挙手して消しゴムを出し忘れましたと申告する勇気が出ず…。自分の愚かさに冷や汗が出ます。
シャーペンの先端に小さい消しゴムがついているやつがありますよね、結局あれで乗り切りました。
午後は記述式なので書き直したい場面が多く、それはそれは不便でした。。。
応用情報技術者試験受験ってメリットある?
さて、ともかく合格できて雪辱は果たせたという感じなのですが、
実際のところ応用情報技術者試験を受けて(・合格して)何か良いことはあるのか?という点について考えてみます。
スキルとしての観点から
エンジニアとしてのスキルアップに繋がるか?というと、あまり実感はないです。
結局のところ大事なのは「実務でどれだけ知識を活かせるか?」なので、資格取得すなわちスキルアップ!ではないんですよね。
この応用情報技術者試験についてもそれは同様かなと思います。
とはいえ
という点で、「頑張ってITの勉強をしたことがある人」である証明にはなると思いました。
そしてとても範囲が広い資格であるので、日常生活や業務で、「これ知ってる」「これ見たことある」→「応用情報でやったやつ!」ということが地味にチョコチョコ出てきます。
既に分野を決めていて、高い専門性を求める人には不向きかもしれませんが、
「知識を底上げする」とか「裾野を広げる」にはぴったりなんじゃないでしょうか。
保有資格としての観点から
うにの職場では特に昇進にも査定にも関わらないのですが、知人から「転職するとき持ってたら有利らしいよ」みたいな話は聞いたことがあります。
メジャー資格なので、「保有資格」とかのチェックをいれる欄に名を連ねていることも多いです。
あとは合格者特典?として「一定期間、上級資格の一部(午前Ⅰ)の受験が免除される」というのがあるようです。
大変魅力的な話ですが、期限があるので、次の資格取得にむけてお尻を叩かれているような気分です。
これがIPAの策略…?
少なくとも社会人が新しいことを勉強する上で「強制力」というのはとても大事なので、
上級資格に挑戦するまでのマイルストーンとしても良い資格なのではないでしょうか。
まとめ
本記事では、社会人うにが2回目の応用情報技術者試験で合格した経緯についてつらつらとご紹介してみました。
間をあけずに受けなおしたことで、モチベーションが保ちやすかった&スムーズに学習が進められたのでよかったです。
応用情報で苦労したのであまり欲張るのもな~という気はしつつ、免除制度が効く間に上級資格にも挑戦しておきたいところ。
「情報処理安全確保支援士」もしくは「ネットワークスペシャリスト」を視野に次のステップを考えてみようかなと思っています。
この記事が応用情報技術者試験にチャレンジ(リベンジ)したい方の参考になりますとうれしいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
・プロジェクトマネジメントのイチゴ農家の話、なんか楽しそう?
・プログラミングはダイクストラ法かあ…あんまり自信ない…