
こんにちは、うにです!
女性向けの服ってポケットがないことが多くて、ガッカリしてしまいませんか??
かばんを持ち歩くから別になくてもいいかな…と思うのですが、
やっぱり鍵やらスマホやらハンカチやらを入れておくのに、ポケットがある方が圧倒的に便利。
ということで本記事では、洋服のお直し屋さんで既製品のスカートに後からポケットを追加してみた体験談をまとめてみます。
結果として、こんな感じの完璧な内ポケットがつきました!

という疑問をもつ方の参考になりますとうれしいです。


ポケットのないスカートのお直しを考えた背景
対象は店頭のマネキンコーデで一目惚れしてしまったANAYIのスカート、約3万円。

なかなかお高くて、出会ったときは「可愛いけどさすがに買えないかな~…」と思ったのですが、
どうにも心に引っかかってしまって、何度か試着に通って悩みまくった末に清水買いした一着です。
普段こういう大きい柄には手を出さないのですが(似合わない)、
落ち着いた丈感・しっかりした素材・上品に広がる形のバランスが絶妙でとっても好きです。
ただ購入前からどうしてもどうしても気になっていた不満がひとつだけ。
そう、ポケットがついていないのです。
・普段着ではなく、おしゃれ着としてならまあ…
・コートを着るならそっちのポケットが使えるし、冬場に着るようにすれば…
という思想のもと納得して購入したのですが、
とってもお気に入りなので、やっぱりもっと気軽に着られるようにしておきたい!
年中着られる素材なのだから、一年中着たい!
もしポケットがあれば、すべてが解決するのに…
ということで、「ポケットを後からつける」方法について考えるようになりました。
スカートへのポケット追加:自分でお直しできる?
「ポケットを後からつける」を実行するとして、まず考えたのは「自分でお直しできないか?」ということ。
普段も既製品のスカートやワンピースの購入後、丈つめやウエストつめといった微調整を自分で行うことはよくあります。
ただ自分でやったことがあるのはあくまで簡単な処置かつ、失敗したときに取り返しがつくタイプの加工だけ。
今回ほしいポケットは、もともとの綺麗なスカートの形を邪魔しない「内ポケット」ですので、
縫い目を開いてポケットを追加し、裏側にポケットをつくり、再度縫い合わせるという侵襲性の高い(?)加工になります。
素人技術で解体し、失敗して、万が一にでも3万円のスカートを布切れにすることがあったら自己嫌悪で寝込んでしまいそう…。
いろいろと調査・シミュレーションしましたが、今回は「自分でのお直しはしない」という結論としました。
スカートへのポケット追加:洋服のお直し屋さんへ
おとなしく洋服のお直し屋さんに相談してみることにします。全国に店舗がある「マジックミシン」さんです。
ただネットで調べても「既製品スカートへのポケット追加」という項目は見当たらなくて、
・そもそも「スカートに後からポケットをつける」というお直しを請け負ってもらえるの?
・追加するポケットの分の布は自分で用意しないといけないの?
といったことが、事前情報ではさっぱり分かりませんでした。
実物をもって「マジックミシン」の店舗に行き、スタッフの方にお見せしながら相談すると、
というようなことがわかりました。
対象のスカートは片方のサイドにチャックがあり、左右に切り替えがあるデザインだったので、
「チャックのない方に1つだけ内ポケットを追加するという形でお直しが可能」ということになりました。

切り替えのあるデザインでよかった~!
スカートへのポケット追加、お直しにかかる価格と時間は?
「お直し可能」がわかったところで、気になるのは費用と所要時間。
見積もりをお願いすると、スカートへの内ポケット追加のお値段は3000円ちょっとでした。
う~ん、悩ましい。
事前のイメージとしては「スカート左右にポケット追加で3000円くらいだったらその場でお願いしよう」と思っていたのですが、
スカートの仕様上片側しかポケットがつかないというので、ちょっと検討です。
ただポケットの数(1か、2か)はともかくとして、ポケットがあるかないか(0か、1か)の違いはやっぱり大きいもの。
これからも長く快適に使いたいという気持ちから、お直しをお願いをすることに決めました。
お直しにかかる所要期間は、約1ヶ月弱程度。
このあたりはお店や時期、対象となる服の形状や素材によってだいぶ変わってくると思うので、
もし気になっているお洋服がある方は、お店で実物を見せて相談してもらうことをおすすめします。
スカートへのポケット追加、仕上がりはいかに?
スカートのお直しが完了し、いざ受け取り。

最初からポケットがついていたかのような綺麗な仕上がりでした!すばらしい!
裏地と表地の間にポケットが差し込まれているので、着心地も変わりません。
クオリティを求める加工なら、やっぱりプロにお願いするのが一番ですね。
ポケットの大きさ・深さなどの指定は特にせずお任せしたのですが、ちょうど良い大きさ。
スマートフォンが余裕で収まるくらいの大きさのポケットになっていました。
ポケット用の布も裏地と調和する黒。自然な仕上がりです。

デザインを一切損なうことなく、以前より格段に便利になりました!!
お直しまではしなくていいかな…という方に
とはいえ、よっぽど「この服にポケットが要るんだ!」という場面でないと、なかなか服自体のお直しという選択肢は勇気がいるもの。
お直し代に3000円使うなら、
GUで新しい服を買えるじゃない?という気持ちも出てきます。
そういった方には、ポケットの代わりになるアイテムの検討もおすすめです。
スマホストラップ・スマホショルダー
「最低限スマホを持ち歩きたい」という用途ならスマホストラップがおすすめ。
両手が空くのと、スマホを使いたいときにすぐ使える点が便利です。
ワンピース、スカート、部屋着など服装を選ばず使い回せるのもうれしいポイント。

移動ポケット
「スマホ以外にハンカチぐらいは入れたい」という用途なら、ベルトにぱちんと留めて使う移動ポケットがおすすめ。
ふた無しのものを選べば、服についているポケットと遜色なく活用できます。
留められるところが必要なので、服を選ぶのがネックですが、
肩掛けバッグと併用しても肩回りがゴチャゴチャしない点がメリットです。

サコッシュ
「ティッシュやら鍵やら色々入れたい」という用途なら、薄くて軽いサコッシュも視野に。
ポケットよりはものの出し入れが面倒になってしまいますが、
こちらも両手が空くのと服装を選ばず使えるのが利点です。
海外旅行のときなどにも活躍するのでひとつあると便利。


ライフスタイルに合った解決方法を検討してみてください♪
おわりに
本記事では、洋服のお直し屋さんにお願いして、既製品のスカートに後からポケットを追加してもらった体験談をご紹介しました。
お直しでポケットを追加することで、お気に入りのスカートが今まで以上に使い勝手の良いアイテムに生まれ変わって大満足です!
今後はなるべく最初からポケットのある服を選ぶようにしたいですが、
「どうしても気になるスカートだけど、ポケットが無いから選びにくい…」という際には、洋服のお直しの可能性もぜひ考えてみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪